自城自作025 下屋工事 その3

4月も 終わりですね。GWが 近づき そわそわしている方 多いのではないでしょうか。
下屋工事も 三回目の紹介、今回で 工事完了です。
垂木の施工が完了し、次は 屋根の枠となる 広小舞の施工です。
下の写真は 留め(かど)の部分、加工を施して 横釘なしでも ピシッと収まるよう こだわりました。
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設置風景です。
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安定に取り付けるため 縦方向の接触部分は 垂木幅一杯とし 幅方向 ビス2点留め
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横方向は 出代1.5寸 縦と同一として 幅方向2点留め
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設置完了
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留め部分も いい感じで 納まりました。
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45度を 若干鋭角にすると 先端でピシッと納まると ネット情報アリ
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中央部分の 突き付け 部分、こちらの納まりも いい感じ
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もう一方の部分は 若干の改善余地あり、まだまだ 未熟です。
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垂木幅一杯に納めたので 横桟のホゾ穴を加工しています。
加工の手間は 増えますが、組み上げるときは 位置取りに悩まず スムーズです。
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こちらは 失敗の跡、長さが足りず 修正ピースを補っています。
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詳細図面で 寸法記載ミス かなり凹みました。
後悔先に立たず、原因を整理し 次に活かします。
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広小舞の設置 完了です。
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次は 火打ちの取り付け、内容は 前回同様なので さらっと流します。
刻みが終わって 手カンナで 表面仕上げ
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設置完了
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今回は コーチボルトに インパクトドライバーを使用し スムーズに完了
下穴は 開けてます。
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今回は 火打ちの効きが増すよう 長さをできるだけとりました。
束に干渉しない制約を守り、ギリギリまで攻める
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すると はめる際に 束と干渉し 上手く入らない
角を削って なんとか納めています。
同じことを やりたくないというか 新しいことに 挑戦したいというか
どうしても変えられない 性格と 諦めています。
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火打ちの取り付け 完了です。
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次は 横桟、こちらも 手カンナで 表面仕上げ
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いい感じの切屑 出るようになっています。
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砥石の効果も あるでしょう
評判の良い セラミック砥石 シャプトン 刃の黒幕 #12000 と #2000
このころは まだ 天然砥石の 一歩前
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仕上げ完了
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広小舞に差し込む ホゾの部分
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最後に 垂木受けに接する一組に 傾斜加工を施します。
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設置風景、水糸に沿って ビス留め
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中央部分は 現物合わせで 長さ調整
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横桟の設置完了 です。
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さあ、いよいよ 下屋工事も 最後の工程 波板の設置です。
用意した波板は 日本ポリエステル ポリカ波板 32波 12尺 フロストグレー 15枚
縦方向一枚板にしたかったので 取扱いのある 吉川商工より ネット通販
いろいろな質問にも 迅速に回答いただき 感謝しています。

ビス留め前に 全て並べて 位置を確認
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左右側面を 広小舞側面と平行になるよう ピシッと取り付けたい
計算上の出代は 25mm、いい感じで 仮置きすると 広小舞の設置誤差が 明らかになる
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平行四辺形になっている影響が 軒先に現れる
側面をカットすると波形状に影響がでるので 軒先をカットすることにします。
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その前に 波板ビスで 固定
山の頂部に 穴を開ける
跳ねるのを避けるため 下穴を開けます。
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サンプルより作成した お手製定規も使って 万全を期す
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いい感じ
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波板ビスは 木下地用 ブロンズ Φ5×35mm 傘とパッキン付属
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パッキンが圧縮されながら 波板がつぶれない程度で 浮かせて留める
ポリカ波板は 柔らかいので 加減が 難しい、締めすぎると ゆがんで 見た目 悪い です。
写真のビスも 少し締め過ぎ感 アリ
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ポリカ波板は 上に乗ると 結構ゆがみます。
左側から 設置して 右の最後で 出代がなくなる なんてことを避けるため
上に乗らずに固定できる軒先の重ね部を 先に固定して 位置を確定しました。
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上に乗る時は 貫板に乗って 荷重を分散させながら、なんとか 完了
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軒先のカットに移行します。
水糸に沿って マスキングテープで カット位置をマーク
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まずは 波板ハサミ や カッターで トライ
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粗さが目立ち、仕上がりがイマイチ
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もう少し 細かく丁寧に仕上げたいなと 探した道具がコレ
クラフトチョキ 金属用曲刃 No.350-M
刃が いい感じで 曲がっているので 先端の荒を整えることができそうです。
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こんな感じで ビフォー
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アフター、まあまあの仕上りに 満足
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こうして 波板の設置も終え 下屋工事が 完了しました。
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最後に 後日明らかになったコトも含め ポリカ波板で経験した いくつかのトラブルを紹介しておきます。
ポリカ波板は 軽く丈夫で安価と 良い商品なのですが、ポイントを押さえて施工する必要を感じます。

まずは 貫通穴の補修跡、水に強い ポリエチレンクロステープで簡易補修し 様子見
インパクトドライバーの座りが悪く 倒れた拍子で 下穴キリで貫通しました。
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こちらは 後日判明した雨漏り対応で 波板ビスの傘を 取り外しています。
主屋の軒先の直下 と ビス位置が たまたま 一致
雨天時 軒先から 滝のように流れ落ちる雨水が 傘と波板のクリアランスの間に溜まり
表面張力と毛細管現象で 雨漏り
水は 本当に恐ろしい、重力方向を見極め 水の溜まらない構造を 常に意識しています。
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後日談をもうひとつ、直射日光による熱膨張で ゆがみが発生、見た目 とてもよろしくない
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原因は ポリカ波板の熱膨張を考慮せず、ビス径Φ5㎜に対して ビス穴Φ5.5㎜で施工、クリアランス不足です。
ポリカーボネートの熱膨張率は 金属材料の4~5倍、見落としていました。
マニュアルには 2㎜のクリアランスが必要とあります。
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後日、全ての穴をΦ6.5㎜の波板キリで拡大、目標はΦ7㎜なので 多少グリグリしてます。
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対策当初は ゆがみが残っていましたが、寒い冬を過ぎて 大きな収縮も起きたようで 今は落ち着いています。

自分の頭を動かして準備して、自分の手足を動かして組み立てる
困った結果が生じたら、もう一度 柔軟に頭を動かし 手足を動かす
自分が納得できるまで そのプロセスを繰り返す それは 自分にとって たまらない時間の使い方なのです。
お金では買えない やらなければ見えない 何かがあると 感じています。

これからも 日々精進、いつか完成するであろう 自城自作を進めていきます。

次回 5月末は 次のステップ 土間工事の紹介です。
どうぞ お楽しみに!



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by soken-t | 2018-04-27 20:48 | 自城自作 | Comments(0)