自城自作012 棟上げ成る

自分で 自宅を 建築する。
自分の生活を シンプル にする。突き詰めたら こんなカタチになりました。
自分たちの住む家は 自分たちで作る。
住むのは 3人家族、子供は 小学生、かみさんは 家事
役割を分担すると できるのは 自分だけ
基本 ひとり、コストミニマム で作ります。
どこまで ひとり で できるか 実験中
棟上げは ひとり建築のイメージの中で 最大の山場でした。
なんとか 無事に 完了しましたが、危険な状況が 何度か ありました。
なにか 見えないモノに 助けてもらったような そんな感覚が 残っています。
自然と 感謝の気持ちが 湧いてくる
日々精進
それでは わたしのやり方を 紹介していきます。

4本ある 6m梁 から 組み上げます。
まず 柱を立てます。
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柱は 土台のホゾ穴に 差し込むと 自立します。
ぴっちり 差し込むため カケヤで 上から 叩きます。
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先頭のホゾを叩いて 割れたら 困ります。
余材で 専用の冶具を 作りました。
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こんな感じで 使います。
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安定させる 仮の筋交いを取り付けて 準備OK です。
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3mの柱の上に 6mの梁を乗せる。
脚立 と テコ を使えば 持ち上げることはできそうです。
ただ 柱のホゾに 梁のホゾ穴を はめ込む ところが 難しい
斜めからは 無理です。真上から ストンと 落とさねば なりません。
ひとりで やるには どうするか。
作業手順をイメージし 生まれたカタチ です。
中央部の補修跡、失敗した土台の廃材を 再利用しているからです。
柱の先端部 重ねホゾ に 一時的に取り付けて 梁 の片方を 支えてもらいます。
後方の コの字の冶具 は 長ホゾの部分に はめ込み ます。
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こんな感じです。① → ② へと サイドの脚立から テコを使って 持ち上げます。
その際、広角に加工した受け口が 有効に機能してくれます。
②の段階で 梁のホゾ穴が 柱のホゾに はまったら 一安心
反対に回って ゆっくりと持ち上げて冶具を外します。
底部の冶具は コの字なので 外しやすい
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その後、それぞれの仕口の はまりをみながら 少しずつカケヤで 叩き込みます。
1本目の取り付け 完了です。
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同じようにやって 6m梁 4本の組み上げが 完了しました。
途中、柱を入れ忘れたり、逆さまに入れたり、トラブルを経験しました。
焦り、油断、疲れ、原因は いつも そんなところ です。
自分の心を いかに冷静に保つか、失敗の度に 自分に 言い聞かせます。
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次は 桁、四方を固めます。
冶具を使って 同じ要領で 進めます。
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さあ、屋根の四方が 固まりました。
ちなみに 脚立のサイズは 180cm と 210cm(ナフコ ハシゴ兼用脚立)
2種類×2脚で 4脚 準備しました。
180cmだと 少し低いので ワンサイズ大きい 210cmを 買い増しました。
30cmの高さの違いで 作業性が大きく異なります。
180cmは ハシゴにして あとの屋根工事で 活躍します。
在るに越したことはない と感じます。
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母屋を組む前に 柱の垂直を 直角二方向から確認し 仮筋交いで 固定します。
カモイストッパー(ユタカ CMS-01)と下げ振り(タジマ P-QB300)を 使用
大きなズレは 認められませんでした。
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次は 母屋 です。
女木側、そして 束の短い方から 組み上げていきます。
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四通りの母屋に 蟻ホゾで接続する 繋ぎ梁 の組み込みには 苦労しました。
母屋を組み付けた後で 組み込もうとしたら 入りません。
後入れ と 面取り不足 が 原因と判断
思い切った面取りを施し、なんとか しのぎました。
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男木側の際は 思い切った面取り と 同時組み込みで 事なきを得ました。
こんな感じです。(奥は これから)
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母屋の男木は 5m、6m梁に比べれば 何とかなるでしょの 油断 ありました。
束の高さが 加わるので 結構しんどいです。
作業中に 冶具が落下することが 2回、
母屋の落下は 束の先端に乗っかり 間一髪セーフ
2回も 同じ過ちを繰り返したのに、母屋は 落下しませんでした。
なにかに 助けてもらったと 感じた瞬間 です。
感謝の気持ちで いっぱいに なりました。
冶具の安定を 甘く見ていました。
束の先端は 長ホゾ、梁のときの 柱の角ホゾと異なり、上段冶具が はまらない
結果、ちょっとの接触で ふらついて とても 不安定
下の写真は カイゼンした最終形、上下に振れ止めを 取り付け 安定を図りました。
次の機会は クランプで固定するなど 更なるカイゼンを 施すでしょう。
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終盤になると 縦横に 角材が走るので 自由が きかなくなってきます。
下は 二通りの母屋 組み上げ風景です。
テコで持ち上げようにも 梁が 邪魔しています。
斜めの状態で 引張ったり 押し込んだり 干渉を回避する必要あります。
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その際、脚立が ブレるので 土台にロープで固定しました。
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なんとか 乗せることが できました。
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この後、一通りの棟木を乗せて、必要部材の組み上げ 完了です。
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まだ、残っている作業があります。
ところどころに ホゾの差し込み不足 が認められます。
カケヤで叩いても 力がうまく伝わらない ところです。
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力が 適切に伝わるよう 仮柱を設置したり
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ラチェットを使ったりして
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なんとか 上手く いきました。
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ちなみに カケヤは 上の写真より 柄の長いのも 準備しましたが、
パワーがありすぎて 材が割れる危険を感じます。
3.5寸角材までなら、下の 手カケヤが 短くて 使い勝手が良い と感じました。
(トンボ 手カケヤ#105 G30402)
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それと 小根ホゾを採用した 内部梁の仕口に 込み栓を 打ち込みます。
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こうして 全ての作業が 完了、棟上げ 成りました。
家族を呼んで 記念撮影、昨年 2015年12月25日 の出来事 です。
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記録をみると 3月下旬に 土台の角材を購入、ここまで来るのに 9ヶ月
このままいくと 住めるようになるまで あと1年ぐらいは 掛かりそうです。

ひとり建築、なんとか 継続できました。
こうすれば なんとかなりそうだ というところまで イメージを固めていく
繰り返し 何度もイメージしていると グレイなところに 光が差し込みます。
閃きの瞬間 です。
じわじわのとき もあれば 一瞬のとき もある 楽しいプロセスです。

念ずれば 叶う
これは 真理と心得ます。
ただし 実行と継続 が 必要です。
良心は いつも正しい答えを 準備している
そんな 気がするのです。

いかがでしたか
これからも 一歩一歩 進めて参ります。
どうぞ よろしく お願い致します。


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by soken-t | 2016-04-26 13:51 | 自城自作 | Comments(0)