人気ブログランキング |

自城自作008 刻みの準備

基礎工事が 完了し いよいよ 家の骨格となる 木材の刻み に入ります。
骨格とする規格材の断面は 105mm 角材で 統一しますが、
長さは 3m から 4m、一番長いのは 6m あります。
専用の作業台が 必要です。教科書に習い 馬 を 作ります。
1組目です。高さ 24寸(直立して親指の先端と一致)、巾30寸(90cm)
土台は 75mm 角材、脚は 60mm 角材、他は 45mm 角材で 構成しています。
材木の固定は コースレッドを 使用、インパクトドライバーで 締め込みます。
手始めに 電動丸ノコを使わずに 手ノコで 刻んでみました。
なかなか 墨線通りに 切れません。
宮大工の道は かなり遠い、作成に 27時間ほど かかりました。
a0336693_11492198.jpg
次は 物置きも兼ねる テーブルタイプの作業台 です。
こちらは ネット画像を参考にしながら 自分で設計
天板は 厚さ12mm 針葉樹構造用合板の 2枚重ね(サブロク板 910×1820mm)
脚は 75mm角材、幕板 他は 45mm角材 です。
a0336693_14001364.jpg
馬に習い、木材を凹凸に刻み はめ込む形にして
コースレッドにかかる負荷を 軽減しました。
こちらは 部品点数多く 完成まで 40時間、一週間ほど かかりました。
a0336693_14051128.jpg
使い始めると グラグラ感が 残っています。
構造を確認すると 短手方向に 筋交いが ありません。
その方向に力が働くと 変形していたようです。
こちらにも 筋交いを取り付けると グラグラが ピタッと 収まりました。
こんなに違うのかと 驚き です。
構造力学の基礎 トラス構造、その効果を 体感しました。
三角形の構造が 荷重を分散し 軸方向の力に 変換してくれます。
a0336693_13060212.jpg
教科書に 馬は3組欲しい とあります。
経験がないと そんなに 必要なのか と思ってしまいます。
先の状況が イメージできない素人 ここは 素直に 従います。
これが 2組目、巾36寸で 仕上げています。
丸ノコを使い、切り口が シャープになりました。
今度は 23時間、4時間 短縮できました。
a0336693_15104214.jpg
これが 丸ノコ、マキタの5710C 造作用の電子タイプ(刃 直径165mm/数72枚)
他のタイプを 使ったことがないので 比較できませんが
切削面は とてもきれい カンナで削った面と 変わりません。
電子タイプは モータの回転数が 一定となるよう トルクを制御してくれます。
硬い節の部分も 若干のストレスを感じながらも 美しく切削してくれます。
a0336693_13263696.jpg
ただ 取り扱いは とても緊張します。チェーンソーと 同様です。
使い始めのころ 複数の部材を 一度で削ろうとし 危険な目に遭いました。
それ以来 細心の注意を心掛けています。
・保護ゴーグルの着用(曇っていないか)
・材木の固定状況(切削後の動きを予測 刃が挟まれないか)
・周囲の障害物(動く範囲に余計なモノがないか)
・足場の確保(安定しているか)
・コードの状態(絡まっていないか 突っ張っていないか)
・切り込み深さ(出し過ぎ注意 やり直し不可)
・直進を意識(ブレると 跳ね上がる)
・音を聞き 異音を感じたら すぐ止める(教科書の教え)
・回転が止まるまで 動かさない(油断大敵)
以上 こんな感じです。

さて 最後の馬 3組目(巾38寸)です。
今度は 20時間、だいぶ 慣れてきた感 あります。
馬3組に 作業台1台、トータルで 110時間、良い 予行演習に なりました。
a0336693_15064913.jpg
最後に 仮設電源を 紹介します。
基礎工事を開始する前に 町の電気工事屋さんに お願いしました。
一年以上の契約の場合、一般家庭と同じ 従量電灯Bで 契約できます。
ひとり作業なので 15A を選択し 基本料金を できるだけ抑えました。(400円強)

a0336693_13443057.jpg
現在進行は 年内の棟上げに向け 屋根部材の刻みが 終盤に差し掛かっています。
それが終わったら 各部材の表面仕上げ そして 棟上げ です。
最近 雨日が多くなり なかなか予定通りに 進みません。
もう 11月も中盤、少し グレーゾーンに 入ってきた感 あります。
まあ、無理せず ゆっくり マイペースで いきたいと思います。

次回は 少し 建築現場を離れて 九年目の米作りを 紹介したいと思います。
お楽しみに☆



<次の 記事>
自城自作009 土台の刻み
<前の 記事>
自城自作007 基礎工事 その3
<最初 記事>
自城自作001 ブログスタート



by soken-t | 2015-11-18 19:48 | 自城自作 | Comments(0)

自給自足 ものがたり


by soken-t