2015年 03月 31日
試作手作003 自作タープ
気持ちよく生きる。わたしが 大切にしているコト のひとつです。
そのための環境は 自分でつくる。
自宅の建築を進める上で 作業環境の整備は 必須です。
周囲を見渡して 違和感はないか
これからの作業をイメージして 違和感はないか
違和感を覚えたら どうすればいいか 考える。
アイデアが 浮かんだら 即実行です。
建築木材の 墨付け や 刻み を行うとき
直射日光下での作業は 体力を奪われます。
日陰があると 快適です。
小屋をつくろうか。家をつくるのが 先 です。
テントを張ってみようか。数十万円の出費は 厳しいです。
タープならどうだろう。数万円で なんとかなりそうです。
構造は簡単です。材料も簡単。
自分で つくれないだろうか
ネットで調べると ブルーシートを上手に張っている人がいます。
わたしにも できそうです。
できました。自作タープ です。
ブルーシートの大きさは 3.6m×5.4m(ホームセンター 1500円)
作業スペースに 十分な日陰ができました。
強風時の 風圧力は 強烈です。
ポールが曲がったり、ロープが切れたり、ペグが抜けたり、ハトメがひしゃげたり、
いろいろ経験しました。
その度に カイゼンして いまのカタチ になりました。
細部を紹介してみます。
ポールは 1本だと 曲がりました。
毛利家に習い 3本構成に見直しです。
ビニールテープで固定しています。
いまのところ、大丈夫です。
ポールは 園芸支柱 直径16mm×長さ2.1mです。(ダイソー 100円/本 1.8mもあり)
先端は ハトメに引っ掛けるので 工夫しています。
竹ばし を ちょっと加工し、綿ひもで 固定しました。
弾力性のある 綿ひもで ぐるぐる巻くと しっかり固定できます。
接触面積を増やすことが ポイントです。
ロープは 直径4mmだと 切れました。
直径5mmの 綿ロープ で 落ち着いています。(ダイソー 100円 長さ7m)
ハトメの交換は 専用工具を使用します。(アマゾン 内径12mm用 1100円)
付属のポンチで 穴を開けた後、ハトメをはさんで 木づちで 叩きます。
剛性のある土台の上で叩くと きれいに仕上がります。
叩いた力が しっかり反射するから です。(丸太を使用)
作業の終わりに、ポールを外すと タープは 目隠しシートに 早変わりです。
風で めくれたり、雨で 水溜りができないように
別のロープで テンションを キープしています。
ポイントは ストレッチコード (ダイソー 100円/2個)
ポールを外しても ワンタッチで テンションが得られます。
トータル費用は 8000円弱といったところ。
なかなか倹約できたと思います。
わたしには 手があり、足があり、頭がある。
好きなように使える 自由の翼 です。
最小限のお金があれば、なんでもできる 気がします。
by soken-t
| 2015-03-31 20:25
| 試作手作
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